【杉並区政報告vol/18】コロナ対応地方創生臨時交付金/学校給食費の無償化

定期的に発行している「山本ひろ子 区政報告書」の最新号vol.18が完成しました。多くの方に手に取っていただけるようデザインを刷新しました!画像では読みにくいと思いますので、内容を本記事に転載いたします。

目次

ご挨拶

日頃より、皆さまには温かいご支援を賜り誠に有難うございます。心より感謝申し上げます。
新生議会として初となる第2回定例会が、5月31日から6月19日の会期で開催されました。物価高騰対策が盛り込まれた「令和5年度杉並区一般会計補正予算(第3号)」議案を含む、32議案は全て可決成立いたしました。新型コロナウイルス感染症は5類に移行しましたが、依然経済への影響は大きく、家計の負担は増しています。今後も皆さまの「生命と暮らしを守り抜く!」との決意で全力で取組んでまいります。これからも皆さまの率直なご意見ご要望を山本ひろ子までお寄せください。

実現しました

令和5年度 杉並区一般会計補正予算(第3号)の主な事業

補正事業は29事業、補正予算額は22億9,765万6千円となりました。
杉並区議会公明党が、3月21日に緊急要望として提出した5項目のうち、2項目がこの補正予算で事業化され
ました!この財源として、公明党が創設した国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」が活用されています。まさに国と区の公明ネットワークにより実現したものです。

①中小企業支援のための『杉並区光熱費高騰緊急対策助成金』を創設 17.3億円

区内中小企業に対し、今年4月から9月分までの電気・ガス代の値上がり分の一部を補助。使用量の規模に応じて4段階に分けた補助額となり、今年10月以降に受付開始。

②子ども食堂支援のため物価高騰対策助成金 194万円

杉並区子ども食堂ネットワークに登録する37団体が対象。電気・ガス・食材等の価格高騰に対し、1団体につき1万円/月(4月~9月分)を補助。

杉並公明チャレンジ10

杉並区議会公明党として掲げた共通政策「チャレンジ10」のうち、3つの政策が令和5年度から実施されることになりました!詳細は区ホームページをご覧いただくか、下記へお問い合わせください。

帯状疱疹予防接種の費用助成  杉並保健所保健予防課まで 電話:03-3391-1025(直通)

高齢者補聴器購入補助  保健福祉部高齢者在宅支援課管理係まで 電話:03-3312-2111(代表)

がん患者へのウィッグ・乳房補正具等助成 在宅医療・生活支援センターまで 電話:5335-7317(直通)

議会で質問しました(一般質問の概要)

新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について

Q.(質問)

地方公共団体が地域の実情に応じて、きめ細やかに必要な事業が実施できる自由度の高いこの交付金は、大変多くの事業に活用されました。これまで実施された事業の検証は今後同様の事態が発生した際、迅速な対応を図るため重要と考えます。事業数及び総額、事業概要、執行状況、経済対策として事業の効果を伺う。また「ペイペイポイント還元キャンペーン事業」の第2弾実施を求め、区の見解を伺う。

A.(区の答弁)

令和2年度から4年度で合計98事業、総額52億4700万円。事業内容は「新型コロナ感染防止対策」「1人1台タブレットPC導入」「文化・芸術活動支援」「プレミアム付き商品券発行」「中小事業者への利子補給」「ひとり親家庭への給付金」など幅広く活用。様々な角度から取りこぼすことなく支援を行ったことが、区内経済の活力に繋がった。「ペイペイポイント還元キャンペーン」は区内5,700店舗で実施され、決算額15億3千万円余となり、有意義な取組であった。今後、杉並区商店街連合会と連携し、事業の総括を行う中で検証を行っていく。

学校給食費の無償化と人的配置の充実について

Q.(質問)

学校給食費の無償化について、杉並区議会公明党は制度設計や財源負担の在り方などしっかりと精査し、国の動向等を見据えたうえで、実施を検討すべきとの立場を示し、区の検討状況を伺う。更に税の公平性から私学等へ通われている世帯への対応について区の見解を伺う。また、教員の働き方改革に資する、児童生徒の学習面や心理面のサポート行う人的配置の充実を求める声を届け、区の見解を伺う。

A.(答弁)

給食費の無償化については、教育費に対する負担感を軽減するため所得制限なく一律支援が重要。私学等では、学校給食を実施していない学校が多く、していても単価が異なるなど一律に実施するには課題が大きいと認識。今後、国の動向を注視し対応を検討する
部活動指導員は、教員の働き方改革に非常に有効な制度である。部活動指導員の充実に向け、今後改善策を検討する。スクールカウンセラーは、児童生徒、保護者、教職員に対する相談など年間2万件以上に対応。多様化、複雑化している児童生徒の心のケアの充実には、現状の配置は充分ではないと認識。区費スクールカウンセラーの配置を検討する。通常学級支援員は、障害のある児童生徒の学校生活の安全確保等を図るため校長の申請で教育委員会が総合的に判断し配置。教員間の連携で対応するも、学校により通常学級支援員の増員を要望する声がある。今後、各校の実情を踏まえ増員を検討する。

街角トピックス

新高円寺駅階段の滑り止め施工

都営地下鉄・丸ノ内線をご利用する区民から「階段が滑りやすく怖い思いをした。同様の思いをされている方がいるようです。」との声が寄せられました。区と都営地下鉄の連携で滑り止めが施工されました。

中杉通り歩道大きな水たまり解消

阿佐谷北6丁目中杉通り沿道にお住いの区民から「歩道に大きな水たまりができ、いつまでも水か引かず困っている」との声が寄せられました。中杉通りは都道のため区から東京都第三建設事務所へ依頼、傾斜をつけて水たまりが解消されました。

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