杉並区議会公明党は、明年の杉並区議会議員選挙に向けて、❝杉並公明チャレンジ10❞として、10個の共通政策を掲げました。

① 帯状疱疹ワクチン接種費用助成

加齢・ストレス・疲れなどによる免疫機能の低下で発症し、長期間の痛みが続く帯状疱疹には、予防ワクチンが有効です。しかし、費用が高額であり、現在は自己負担となっています。帯状疱疹ワクチン接種の費用に対する助成制度の創設をめざしてまいります。

②がん患者へのアピアランスケア支援―ウイッグ等購入助成

日本人の2人に1人が、がんにかかる時代。治療による脱毛や手術による乳房の切除などの外見が変化することがあります。がんになっても、これまでの「自分らしい生活」が継続できるよう、外見の変化を補うアピアランスケア支援として、ウィッグや乳房補正具などの購入費助成制度の創設を目指します。

③高齢者の補聴器購入助成

加齢による聴力機能の低下は、人との接触をさけ閉じこもりがちになります。そのことで虚弱状態に陥り健康にも影響を及ぼします。医師の判定により中等度難聴及び補聴器が有用と認められた高齢者の方を対象とし、補聴器の購入費用の一部を助成する制度の創設をめざしてまいります。

人と環境にやさしい公共交通網の整備

進展する高齢社会にあって買い物や通院など、生活に交通網の整備は欠かせません。また人が移動することで地域は活性化します。一方で、公共交通には、温室効果ガスの排出といった課題もあります。これらの課題解決を図るため、交通利用者のニーズに柔軟に対応する、乗合タクシーなどの「オンデマンド交通」や自転車によるシェア・サイクル等、人と環境にやさしい交通手段を導入し、交通不便地域の解消に取り組んでまいります。

⑤動物との共生社会のための総合的なの推進対策

ペットは大切な家族の一員です。犬猫などのペットを飼育する世帯が増えているなか、動物が適正に飼育されるよう、飼い主が気軽に相談できる環境の整備が必要です。また「動物に対する福祉」という考え方を社会に根づかせていくことも大切です。ドッグランの整備や、災害時の同行避難、また高齢者によるペット飼育等、様々な課題への対策を総合的に進め、「人と動物が共生できる」社会をめざしてまいります。

⑥ドローンやAI等の先端技術を活用した災害対策

大規模災害が発生した時に、カメラを搭載した無線操縦で飛行する小型無人機、ドローンを活用することにより、被害状況の把握や情報収集を迅速に行うことができます。また、カメラやセンサーなどで撮影した画像を、人工知能、AIなどの認識技術を活用することにより、データ化、分析・判別を瞬時に実行し、一刻も早い救援活動や災害復旧につなげます。そして、罹災証明書の発行手続きの迅速化による被災者の生活再建を力強くサポートする体制を整備してまいります。

行政のデジタル化(DX)の促進

杉並区では、これまで保育所利用申込書・認定申請作業等へ情報技術を導入し、業務時間を大幅に短縮するなど、行政の効率化を進めてきました。今後は、現在の紙による子育て応援券や長寿応援ポイント、さらには母子手帳等のデジタル化を進め、暮らしやすい社会の実現に取り組んでまいります。そして、情報通信機器の操作に慣れていない方に向けた講習や、誰もが必要とする情報や機能を簡単に利用できるサービスの提供など、誰一人取り残すことのない、人に優しいデジタル化を進めてまいります。

住まいへの支援が必要な方へ居住支援パッケージの創設

高齢の方や、低額所得者、子育て世帯、障害者、被災者、さらには、外国人やDV被害者など、住宅の確保に特に配慮が必要な方が賃貸住宅を借りる時など、支援する仕組みを強化してまいります。一人ひとりの状況に適した、住みやすい住宅を確保するため、東京都のセーフティネット住宅制度の活用や家賃補助制度の創設、建物の改修に伴う補助制度の充実など、ハードとソフトの両面にわたる総合的な居住支援パッケージ制度の創設をめざしてまいります。

 ⑨すべての児童・生徒の『学びの場』の拡充

“メタバース”に代表される仮想空間などの最新テクノロジーを教育に取り入れ、多様性に富んだ学習や専門性の高い授業を進め、不登校児童・生徒への教育機会を確保し、誰一人取り残さない、学びの場を広げてまいります。「誰でも」「いつでも」「どこでも」学べる教育環境を整備してまいります。

⑩(仮称)“ツナガル★スギナミ” プロジェクトの推進

新しい若い力にあふれる杉並区。多様化された若者の求めに応え、若者の発想で、若者が主導し若者同士のつばがりをバックアップします。財政支援だけではなく、人的な協力の橋渡し、場所の提供など、地域で何か新しいことを始めたい人を応援します。

◆イベントやミーティングの「場」と「人のつながり」の提供 ◆夢を追う人の支援 ◆音楽の街、カルチャーの街としてブランド力アップ ◆地域SNSの情報発信を充実

7人が団結し明年の区議会議員選挙を勝利し、国、都、区が連携し次期4年間で掲げた政策の実現へ道を切り拓いてまいります。