7月末に発達に特性をもつ長女とタウンミーティングを開催することにいたしました。ADHDやASDなど発達に特性のあるお子様のことでお悩みの親御さん、私達親子とお話しませんか?当日はアドバイザーとして、障害をお持ちの10歳くらいまでのお子さんを対象に早期教育を行うお教室「エコール Avance」 代表の伊藤映子先生にもご参加いただきます。

発達障害児の娘の子育て

娘は幼い時…いや生まれた時から多動で、生命力が全身から溢れ出ているような活発な子でした。いつもハラハラドキドキさせられていました。現在は落ち着いた生活を送っていますが、先の見えない当時の私には、毎日が必死でこんな日が来ることは想像もできなかったと思います。

二十歳を過ぎても進路が決まらず、鬱傾向に見えるときがありました。このままでは死んでしまうのではないかと心配し、あらためて発達診断をしてもらおうと病院に連れて行きました。その結果は、ADHDとASDを併せ持つグレーゾーンでありました。診断が下されたからと言って、何かが変わるわけでも治療があるわけでもありません。しかし、自分の特性を知り少しづつでも生きにくさを解消していければ良いのではと思いました。娘が自分を受け入れるまで時間はかかったと思いますが、娘なりに自分を受け入れて一歩一歩着実に成長していることを感じています。

余談ですが、娘が通う保育園で娘のロッカーや靴箱に貼られたマークは「かたつむり」でした。「ゆっくりゆっくり成長していく娘にぴったりのマークだね!」と主人に言われて笑顔になったことを思い出しました。

最近「自分は人と比べていたら生きていけなかったと思う。」「正社員として働けていない自分を情けなく思う。でも自分にはできない。」「それでも前向きに、ポジティブに考えるようにしている」などと自分の考えを伝えてくれ、びっくりしました。今までは自分の本心を伝えられなかったので、内容とは裏腹に安心できるようになりました。

ここまで来るのに時間はかかりましたが、娘がいたからこそ、僅かなりとも他人の子育ての悩みや心配事に共感できる自分にして貰えたと思います。そして今の仕事に大いに役に立っていると思っています。

伊藤映子先生の障害児教育歴

1987年 レクタス教育研究所にて指導
1992年 米国ドーマン研究所にて障害児教育を学ぶ
2000年 日本帰国、南青山ドーマン研究所にて引き続きジャネット ドーマン氏に師事
      株式会社ミセスサリヴァンにて障害をお持ちのお子さんの訪問指導
2016年 障害児通所支援事業所にてダウン障児さん指導
2018年 エコール  Avance 主催 あらゆる障害を持つお子さんへの指導開始

タウンミーティングの概要

日時:2023年7月30日(日) 13時~14時半(会場は15時まで利用可)

場所:ゆうゆう高円寺南館(洋室1)杉並区高円寺南4丁目44番11号
電話番号:03-5378-8179

参加人数:20名

参加対象:発達に特性をお持ちの児童、またはそうかもしれないと心配している児童の保護者

当日のプログラム:主催者挨拶 山本ひろ子(長女の紹介)、伊藤映子先生のご紹介、参加者の自己紹介(希望者のみ)、懇談(区への要望や伊藤先生、長女への質問など)

申込期日:2023年7月28日(金)

ご参加希望の方は下記のフォームよりお知らせください。

※いただいた個人情報は本件以外に使用することはありません。

    同席されるお子様の人数*

    以前書いたブログもあわせてお読みください。

    【子育て政策】発達障害児と親のサポートについて

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