【多様性政策】AIを活用した乗り合いタクシーの推進

山本ひろ子が今後力を入れていきたい政策「多様性編」をご紹介していきます。

  • 性の多様性が尊重される地域社会の推進(性的マイノリティへの理解促進)
  • 人と動物の共生社会の構築(ドックラン拡充、災害時対応)
  • 障害者の居場所の充実と社会参加の促進
  • 行政手続きの簡素化
  • AIを活用した乗り合いタクシーの推進
  • 官民連携プラットフォームの構築

本日は「AIを活用した乗り合いタクシーの推進」についてです。

目次

杉並区の交通網

杉並区は東西にはJR中央線、西武新宿線、京王井の頭線と3路線が走っていますが、南北を繋ぐ路線がないことから、区内の南北の鉄道駅を結ぶコミュニティバス「すぎ丸」を3路線運行しています。本来は「すぎ丸」の路線を増やして利便性を高めたいところですが、道幅が狭いことや、財政的にも路線を増やすことは困難となっています。

乗り合いタクシーの推進

そこで、路線バスよりも車幅の狭い乗車定員11人未満の車両を用いた、乗り合いタクシーを推進していきたいと考えています。路線バスのように決まった時刻に決まった路線を運行するのではなく、予約があった場合にのみ運行する乗合交通です。

全国の地方部では、交通網の衰退により2000年代半ばからこうした取組みが増えています。全国での具体的な運行方法は実施主体によって異なります。

前日や数時間前に予約を締め切り、ルートをその都度作って運行する「セミデマンド」、住民からの予約(電話・スマホ)を受けてすぐにルートを決めて運行する「フルデマンド」など様々です。

近年は、AIを使った乗合タクシーの配車システムが相次いで開発されスマートフォンのアプリから予約するものもあり、より効率的で採算性の高いスキームを検討し、交通不便地域の解消に取組んでいきたいと思います。

今後益々伸展する高齢化社会、身体能力の衰えによって短距離でも歩くことが難しくなる高齢者にとって、ドアツードアに近い移動サービスを提供することは、気軽にお出かけしてもらいうきっかけとなります。健康増進につながる良い取り組みだと思っています。

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