【多様性政策】障害者の居場所の充実と社会参加の促進

山本ひろ子が今後力を入れていきたい政策「多様性編」をご紹介していきます。

  • 性の多様性が尊重される地域社会の推進(性的マイノリティへの理解促進)
  • 人と動物の共生社会の構築(ドックラン拡充、災害時対応)
  • 障害者の居場所の充実と社会参加の促進
  • 行政手続きの簡素化
  • AIを活用した乗り合いタクシーの推進
  • 官民連携プラットフォームの構築

本日は「障害者の居場所の充実と社会参加の促進」についてです。

目次

杉並区の現状

杉並区では障がいの有無によって居場所が分断されている現状があります。
医療的ケア児の保護者団体から「学校を卒業する(18歳以上になる)と日中の居場所は生活園のみで選択肢がない」というお声を伺っていました。

富山型デイサービス

以前、富山型デイサービスの視察をしたことがありました。富山型デイサービスとは、高齢者・障害者・児童という福祉施設の縦割りを排し、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に住み慣れた地域でケアを受けることが出来るサービスです。

その理念には「年齢や障がいに関係なく、誰もが地域で共に暮らせるまちづくりを考える。誰も排除しないでつつみこむ。」とありました。

実際に訪れてみると、富山型デイサービスには様々な相乗効果を生み出す可能性があると感じました。例えば、徘徊を繰り返していた高齢の方が、毎日来る赤ちゃんを見て徐々に落ち着きを取り戻し、会話も自然になるなど。

また、学童保育としての機能ももち、学校帰りの子どもが近所の家に立ち寄るような感覚で利用できる施設でした。障害を持っていても自分が出来ることをし、補い合い、支え合い、自然体で居られる居場所でした。

まさに私が構築したい「一人ひとりの尊厳が護られる人間共和の社会」を表すようなデイサービスでした。杉並区に、富山型のデイサービスを拡げていきたい!その筋道を作っていきたいと思います。

※生活園とは…障害の重い身体障害者の方々が、地域でその人らしく生き生きとした生活が送れるよう、さまざまな活動を提供し、日常生活に必要な支援を行うことを目的とした(生活介護事業)施設です。

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